フリーソフトウェアと無名性

フリーソフトウェアはなにより資本が自由を奪うことの否定から始まっている。コピーライトによる署名を付けることによって、その無名性を獲得する(コピーレフト)のだが、フリーソフトウェアにおいて個というものが消滅しているわけではなく、自然権としての著作権の扱いを自ら決定することにより、より個というものが確立される。そして自由であることさえ担保されさえすれば、資本に委ねても良い。

ローレンス・レッシグのリフレイン

<free-culture>
	<refrain>
		<ol>
			<li>創造とイノベーションは常に過去の上に築かれる</li>
			<li>過去は常にその上に創造されるものを支配しようとする。</li>
			<li>自由な社会はこの過去の力を制限することで未来を可能にする。</li>
			<li>われわれの社会は日々自由を失ってゆく。</li>
		</ol>
	</refrain>
</free-culture>