伊予灘物語

何十年か振りに正月を実家で過ごした。祖父が駅長をしていた「伊予上灘駅」近くの海岸が、最近整備されているとのことで、予讃線に揺られて行ってみます。綺麗になった砂浜と、新しくできた道の駅で記憶の風景とは違う、少しおしゃれな浜になっていました。

海沿いに道路が出来るまでは日本一海に近い駅と言われ、最近はインスタ映えがすると有名になった「下灘駅」まで5~6キロ歩きます。坂の途中のかなりさびれた場所ですが、駅ではカップルや家族連れが写真を撮っています。電車が来るまで二時間近く待って「伊予上灘駅」に戻ると、もうすぐ日没、夕日が綺麗ということになっている浜に戻って2024年1月5日の、昔と変わらない夕陽が沈みます。