映画『デトロイト』

『デトロイト』を観る。1967年、暴動のさなかに起こった、警官によるリンチをテーマにした映画だ。複雑な気持ちになる映画だった。デトロイトは暴動後の70年代に日本車がハンマーでたたき潰されていた場所だ。アメリカの排ガス規制にいち早く対応したトヨタのCVCCが出て、第4次中東戦争の影響による石油価格の高騰も相まって、燃費のいい低公害で安い日本車がシェアを奪って、デトロイトの黒人はもとより、白人の生活を脅かした。そして日本は豊かさを享受した。時間やエートス、立場や視点によって正しさは常に変化するのだ。

デトロイト市は2013年に財政破綻した。

デトロイト暴動
日本車によって破綻したデトロイト

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