カテゴリー: 山頭火を生きるPage 1 of 5
雨、風、朝酒が残つてゐた、しめやかな一日だつた。 ・いつ…
曇、昨夜は眠れた、何よりも睡眠である。 初夏の朝、よいた…
曇、風(風はさみしくてやりきれない)。 弱い身心となつた…
まさに五月だ。 同朋園の田中さんから、たくさん薬を送つて…
晴、朝は郵便を待つ、これあるがゆえの毎日でもある。 樹明…
けさも早起、晴れて端午だ。 身辺整理、きれいさつぱり、針…
放下着、放下着。 やつぱり酒はうまい、雑草はうつくしい。…
五月の空は野は何ともいへない。 湿布とりかへるときなどは…
五時を待ちかねて起床、晴、五月の朝はよいかな。 子の事を…
早く起きた、うす寒い、鐘の音、小鳥の唄、すが/\しくてせ…