山頭火を生きる:四月三十日

久しぶりにようねむれた、山頭火は其中庵でなければ落ちつけないのだ、こゝならば生死去来がおのづからにして生死去来だ、ありがたし、かたじけなし。 降つたり照つたり、雑草、雑草。 起きるより掃除(樹明君が掃除してくれてはゐたが […]

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山頭火を生きる:四月廿九日

四月廿九日、暮れて八時過ぎ、やうやく小郡に着いた、いろ/\の都合で時間がおくれたから、樹明君も出迎へてゐない、労れた足をひきずつて、弱いからだを歩かせて、庵に辿りついた、夜目にも雑草風景のすばらしさが見える。…… 風鈴が […]

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山頭火を生きる:四月廿八日

大死一番 天地一枚 莫妄想 無常迅速 時不待人 光陰可惜 慎勿放逸 裁断前念後念 大事了畢 身心脱落 断命根 己平究明 大我爆発 三昧発得 天地同根 万物一体 □ 山はしづかにして性を養ひ、水は動いて情をなぐさむ 諸行無 […]

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何もなくても版画はできる

正しい技法というものはない 少なくとも凸版形式の版画においては、その正しいつくり方などということを考えてみるのは、まず無意味なことである。 これは単にその外様性からのみいうのではなく、限られた個々の版種においても、その正 […]

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宮沢賢治とアナキズム

「アナキズムの美学 破壊と構築:絶えざる美の奔流」を読む。アナキズムに関する本はほとんど読んだことがなかったが、宮沢賢治の「農民芸術概論綱要」とほぼ同じことが書いてあった。上田哲やマロリ・フロムによると、室伏高信の著作か […]

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